HOME 硫酸マグネシウムと塩化マグネシウムの違いとは? オリジナル入浴剤「エプソムソルト + HIBA OIL」のつくり方(番外編)
硫酸マグネシウムと塩化マグネシウムの違いとは? オリジナル入浴剤「エプソムソルト + HIBA OIL」のつくり方(番外編)

硫酸マグネシウムと塩化マグネシウムの違いとは? オリジナル入浴剤「エプソムソルト + HIBA OIL」のつくり方(番外編)

こんにちは。「自然に寄せたくらし」がコンセプトのネイチャライズです。

前編後編の2回にわけてお届けした【オリジナル入浴剤「エプソムソルト + HIBA OIL」のつくり方】の番外編として、今回はエプソムソルトの成分について少し詳しくみていきたいと思います。

ハリウッドセレブも愛用しているといわれるエプソムソルトの成分は、「硫酸マグネシウム」です。硫酸というワードに少し緊張が走りますが、硫酸マグネシウムは海水にも含まれているものです。

海水は水が約96.5%、塩分が約3.5%となっていて、塩分の構成比は次のようになっています。

・塩化ナトリウム 約77.9%
・塩化マグネシウム 約9.6%
・硫酸マグネシウム 約6.1%

・硫酸カルシウム 約4.0%
・塩化カリウム 約2.1%
・その他 約0.3%


ここで2番目にある「塩化マグネシウム」と3番目の「硫酸マグネシウム」では何が違うんだろう? という疑問がわいてきますよね。ちなみに塩化マグネシウムは、豆腐をつくるときに使われる「にがり」のことです。

またどちらもマグネシウムが含まれていることに変わりはないのですが、成分が違うため、使い方にも少し注意する必要があるんです。

実際に何が違うのか、ポイントを4つご紹介します。

 

【①マグネシウムの量に違い】

結論からいうと、塩化マグネシウムのほうが硫酸マグネシウムよりもマグネシウムの量が多いんです。
<マグネシウムの含有量は・・・>
硫酸マグネシウム<塩化マグネシウム

 

【②肌への刺激に違い】

肌への刺激は塩化マグネシウムのほうがやや強く乾くとかゆみを感じる場合があります。
<肌への刺激は・・・>
硫酸マグネシウム<塩化マグネシウム 

 

【③バスタブへの影響に違い】

さらにバスタブへの影響も異なります。硫酸マグネシウムはバスタブを傷める心配がないのに対し、塩化マグネシウムは長期間利用するとバスタブを傷めてしまう恐れがあります。
<バスタブへの影響は・・・>
〇硫酸マグネシウム  無し
塩化マグネシウム  傷める可能性あり

 

【④追い焚きへの影響に違い】

塩化マグネシウムには塩(塩化ナトリウム)が含まれていることがあり、追い焚き機能がサビてしまう危険性もあります。
<追い焚きへの影響は・・・>
〇硫酸マグネシウム  無し
塩化マグネシウム  サビる危険あり

 

いかがでしたでしょうか。どちらも海水に含まれている成分ですが、いろいろ違いがあるのがわかりますよね。

 

まとめ

マグネシウムを入浴剤として使う場合は、人体にも設備にも影響が強い塩化マグネシウム(にがり)ではなく、硫酸マグネシウム(エプソムソルト)を選ぶようにしましょう。

そしてお風呂にエプソムソルトを入れるときは、ヒバの木から抽出したHIBA OIL(ヒバ精油)ぜひ混ぜてみてください。

HIBA OILの特徴
・100%天然由来で化学物質不使用
・肌に触れても安心の天然成分
 (原液を直接肌につけるのはおやめください)

・消臭・抗菌作用も期待できる
・森林浴のようなリラックス作用も得られる

森の香りを楽しめるHIBA OIL(ヒバ精油)にはリラクゼーション作用が認められているほか、黄色ブドウ球菌を減らす作用があることもわかっていて、アトピー性皮膚炎の症状緩和の一助になることが期待されています。(アトピーの症状緩和を保証するものではございません)

またアトピー性皮膚炎でお悩みの方はぜひこちらの記事や、以下の記事も合わせてチェックしてみてください。ネイチャライズの代表が、自身のアトピーを改善するうえでよかったものをいろいろご紹介しています。

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