夏だからといって、仕事中は履かないわけにはいかない靴下ですが、暑い時期はニオイが気になりますよね。特に食事会に行ったら座敷だった、なんてときは冷や汗がとまりません。そこで今回は消臭機能がある靴下と、それでもニオイが発生した場合の「応急処置」についてご紹介します。
▉素材でニオイを防ぐ
靴下のなかには、ウール、和紙、麻といった、自然素材を混ぜ込んだものがあり、それらは消臭に効果的なんです。それぞれの特徴を見ていきましょう。
●和紙でできた靴下
和紙を繊維状にしてからねじり上げた糸は「抄繊糸(しょうせんし)」と呼ばれ、吸湿性や抗菌性に優れているのが特徴です。この糸を混ぜ込んだ靴下はさらっとした履き心地が一日中続くほか、ムレにくく、消臭効果が期待できます。
1足1,700円ほど〜2,000円台と通常の靴下より少しお高めですが、「今日は靴を脱ぎそう」など、ここぞというときの勝負靴下として使うとよいかもしれません。
●麻でできた靴下
言わずと知れた麻も吸湿性に富んでいて、靴のなかでたっぷり汗をかいてもちゃんと吸収してくれるので、ニオイが気になりにくいんです。
麻100%のタイプはそもそも少ないですが、100%となると独特の硬さを感じやすいため、気になる人は綿などとの混合がおすすめ。少し麻が混ざっていれば、吸湿性が十分見込め、その目安は20%以上だといわれています。
●ウールでできた靴下
天然素材の定番であるウールも吸湿性に優れていて、消臭効果が期待できます。
1足2,000円前後とこちらもお高めですが、ウールは暑さだけでなく、寒さにも対応してくれるので、1年中履けるのがうれしいところ。
しかも肌ざわりがいいので、100%ウールのものを探してみてもよさそうです。
▉形状でニオイを防ぐ
素材にプラスして形状にもこだわると、より一層ニオイを防ぎやすくなります。そんな消臭効果が期待できる形状が、5本指の靴下です。
すでに履いているという人も多いかもしれませんが、指同士がくっつかないのでムレにくく、ニオイが発生しにくくなります。
▉それでも臭うときの対処法
素材や形状にこだわったけど、まだ靴下が臭う。あるいは心配だから別の方法も用意しておきたい、という方におすすめなのが「ヒバ油」です。
ヒバのおがくずなどから抽出したヒバ油には、「ヒノキチオール」という天然のニオイ消し成分が含まれていて、靴下の嫌なニオイを驚くほど解消してくれるんです。
その消臭パワーのヒミツは、「中和消臭」にあります。ニオイの元にヒノキチオールをはじめとするヒバ精油の成分が吸着して中和するので、上書きする場合とは違って、消臭感が非常にスッキリしているんです。
気になる方は、消臭機能がある靴下と一緒に揃えてみてはいかがでしょうか。
ただ、ヒバ油には天然由来100%のものと、香料や保存料などが混ざっているものがあるため、できれば自然素材100%のものを選びたいところ。
表記に「精油」または「エッセンシャルオイル」とあれば自然素材100%なので、参考にしてみてください。