こんにちは。「自然に寄せたくらし」がコンセプトのネイチャライズです。
ネイチャライズでは、化学物質や添加物一切不使用のHIBA OIL(ヒバ精油)とHIBA WATER(ヒバ蒸留水)をお届けしていますが、「添加物ってところでなんなのさ?」ということで、何回かにわけて添加物の種類についてみていきたいと思います。今回は合成保存料についてです。
安息香酸ナトリウム
保存料としてよく使われている安息香酸ナトリウム。「コンビニ弁当とかの表示で、見たことがあるような・・・」という人もいるかもしれません。安息香酸ナトリウムは「エゴノキ科アンソクコウノキ」という木の樹脂に含まれているほか、クランベリーや笹の葉などにもあるなど自然界に存在しています。でもいまは化学的に合成されていて、さまざまな微生物の増殖を抑制する効果があります。日本では1948年に食品添加物に指定されました。
※アンソクコウノキ(宇都宮大学のホームページより引用)
ソルビン酸カリウム
カビ、酵母、細菌などに幅広く作用するソルビン酸カリウムもメジャーな合成保存料の1つで、ハムやソーセージ、かまぼこ、チーズ、ワインなどに使われています。ソルビン酸もまた自然界に存在するもので、「ナナカマド」という木の果実に含まれるため、ナナカマドの学名「Sorbus commixta」からソルビン酸と名付けられました。やはり現在は合成されているソルビン酸カリウムは単体でも危険性が指摘されていますが、ほかの食品添加物との組み合わせによっては発がん性が出るといわれています。
※ナナカマド(関市のホームページより引用)
合成保存料が完全に悪というわけではなく、食中毒などを防止するうえではとても役立っています。ですが、化学的に合成したものにはリスクあるということは、知っておいたほうがよさそうです。
ちなみにHIBA OIL(ヒバ精油)とHIBA WATER(ヒバ蒸留水)に含まれる「ヒノキチオール」という成分も、現在は化学的に合成することも可能です。
それから余談ですが、以前お仕事でご一緒させていただいた腸研究の第一人者 藤田紘一郎博士は「合成保存料を食べてしまうと善玉菌が死滅するため、腸活していても振り出しに戻る」と言われていました。そうした情報もお伝えして締めさせていただきます。
前回の記事「―硫酸マグネシウムと塩化マグネシウムの違いとは?― 「エプソムソルト」+「HIBA OIL」でつくるオリジナル入浴剤(番外編)」はこちら