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おひつにしても活躍してくれる針葉樹

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いまや日本人の主食はパン?

こんにちは。「自然に寄せたくらし」がコンセプトのネイチャライズです。

突然ですが、日本人の主食といえばお米でしょうか? それともパンでしょうか?

農林水産省によると、1962年の1人当たりのお米の年間消費量は118kgでしたが、2020年にはその半分以下の50.8kgにまで減っているとのことです。 

また金額ベースでみてみると、2014年以降はお米よりもパンの支出額のほうが上回っているとのこと(1世帯当たり)。ハード系のパンや高級食パンなど、最近はおいしいパンがさらに充実していますので納得です。

 

もはや日本人の主食はパンといえるわけですが、それでもおいしいごはんに味噌汁、焼き魚と納豆のような和食がほしくなることはありますよね。いまは家電が進化していて、炭火のような火加減を再現した高級電気炊飯器も登場。よりおいしいごはんを手軽に楽しめるようになりました。

その一方で、土鍋を使ってお米を炊くという方もいらっしゃるのではないかと思います。特に無添加を好む方々にとっては、炊飯器に使われているフッ素が気になるところではないでしょうか。
 

どれだけ技術が進んでも、先人の知恵ともいうべき自然由来の土鍋で炊くお米は格別ということで、そのおいしさを一度味わった人は電気炊飯器に戻れないといいます。

 

 

余分な水分を吸収しながらお米の乾燥を防ぐ

土鍋でお米を炊くのは時間と手間がかかりそうですが意外とそうでもなく、炊飯にかかる時間は30。火加減の調整も1回のみで、はじめの8分程度は中火にし、あとは弱火にすればOKです。

そしてふっくらつやつやのご飯が炊けたら、その旨さを長持ちさせたいですよね。そこで大活躍してくれるのが木製の「おひつ」です。平安時代に誕生したともいわれるおひつにごはんを移すことで、お米が乾燥から守られておいしさが持続するんです。

機能が高いといっても電気炊飯器に入れっぱなしだとやはり乾燥しがちですし、独特なニオイもしてきますよね。

おひつはお米の余計な水分を吸収してくれるほか、乾きそうになればまた水分を戻してくれるので乾燥しにくく、ふっくら感が持続しやすいんです。しかもほんのり木の香りがして、よりおいしく感じられます。

 

 

おひつになってからも呼吸を続けて樹液を発散

おひつに使われる木材は、サワラスギヒノキ、そしてヒバといった針葉樹。こうした木材はおひつになってからも呼吸を続け、温度や湿度が上がると「樹液」を発散させるのだそう。
この樹液には病気や腐敗から守る成分が含まれているといわれていて、水分の調整だけでなく、こうした樹液の働きもごはんのおいしさを引き立てることに一役買っているのかもしれません。

現在、ネイチャライズで販売しているのはヒバの木から抽出した精油と蒸留水のみですが、いずれはヒバでできたおひつやお箸などのほか、まだまだ知られていない自然由来の製品をどんんどんお届けできればと考えています。

さらには無添加食材だけを使ったカフェやレストランなど、取り組んでみたいことはいろいろあります。ですが、まずはヒバの精油と蒸留水の一点突破で、無添加のよさと裾野を広げていきたいと考えています。

 

 前の記事「 HIBA OIL(ヒバ精油)とHIBA WATER(ヒバ蒸留水)の違いとは?」はこちら

 

 

 

 

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