薬に頼らずかゆみを減らすには?

薬に頼らずかゆみを減らすには?

「最近なんだか、かゆすぎる・・・」
「夜中にかゆくて起きてしまう」
アトピー性皮膚とまではいかないまでも、かゆみに悩まされていたりしないでしょうか。ここではそういう人に向け、対策法などをご紹介します。

薬に頼る前に、まずは身近なことから見直してみませんか?

 

▉急増するアレルギー患者

かゆみが慢性化するとアトピー性皮膚炎になるわけですが、アトピー患者は年々増えていて、2020年の厚労省の調査によると125万人を超えているのだそうです。

100人に1人を多いと捉えるか、少ないと捉えるかは人によると思いますが、軽いかゆみに悩まされている人は、もっと多いと推測できます。

ちなみにアトピー、花粉症、気管支喘息など、何らかのアレルギーを持っている人はさらに多く、2005年には約3人に1人(約4000万人)だったのが、2011年には2人に1人(約6000万人)と、国民の約半数がアレルギー持ちだと厚労省は発表しています。わずか6年の間に約2000万人も増えているのは驚きですよね。

 

▉かゆみはカラダからの切実な訴え

食べ物化学製品ダニハウスダスト、あるいはストレスと、かゆみの原因はさまざまですが、実はそのメカニズムは完全には解明されていないそう。一説によると、がんの仕組みを解き明かすより、アレルギーの仕組みを解明するほうが圧倒的に難しいのだそうです。

「じゃあ治せない」とあきらめることもできますが、「かゆみはカラダからの切実な改善要求」と捉え、1つひとつ整えていくこともできます。

実際、アトピー患者さんのなかには腸を荒らすとされる小麦を控えたり、オーガニック食材に切り替えたり、自然由来無添加のアイテムを取り入れるなど、薬を使わずに完治させる人もいます。

前例があるということは、治せるということ。まだ症状が軽いうちに、改善に取り組んだほうがよいかもしれません。

 

▉これを見直してみよう!

原因がわからない以上、見直すべきものはたくさんありますが、まずは肌に直接ふれたりカラダに直接入れるものを見直すとよいでしょう。

 

●ボディーソープやシャンプー

毎日使っているボディーソープやシャンプー。実はこれらも、かゆみの原因になることがあります。洗浄力が強すぎるものは肌に必要な皮脂まで落としてしまったり、香料などの添加物が刺激になったりするためです。 

特に気をつけたいのが、「すすぎ残し」。しっかりすすいだつもりでも、首まわりや背中、耳の後ろなどはボディーソープやシャンプーの成分が残りやすく、それがかゆみにつながるケースも少なくありません。

そしてもしすすぎ残しがあっても大丈夫なよう、100%自然由来のボディーソープやシャンプーに切り替えるのがおすすめです。人間が長年慣れ親しんできた天然由来のものであれば、カラダは異物だとみなさず、余計なかゆみも起きにくいでしょう。 

またお湯のみで髪を洗う「湯シャン」を数回に1回取り入れたり、「ボディーソープを使わない」ようにするのも1つの手です。私たちの肌の汚れの多くは汗やホコリといった「水溶性の汚れ」なので、お湯でやさしく洗い流すだけでも、日常的な汚れは十分に落ちるといわれています。

 

●肌着やシーツ

温かい系や冷たい系の肌着には化学繊維が含まれていて、常に微弱な電流が流れています。寝ているときもその微弱な電流が刺激となり、人によってはかゆみを引き起こす可能性が。

ベッドシーツや布団カバーも同様に、化学繊維が含まれているものはかゆみの原因になる可能性があります。

そのため綿100100の肌着やシーツを選ぶのがおすすめです。 

また最近は、天然シルク100の布団カバーや枕カバーが人気を集めています。天然のシルクは人の肌と同じタンパク質でできているため、寝ている間の肌や髪にもやさしいんです。

 

●洗濯洗剤

洗濯洗剤も、肌への影響が出やすいアイテムのひとつです。洗濯後の衣類には目に見えないレベルで洗剤成分が残ることがあり、それが肌に触れ続けることで、かゆみや違和感につながるケースがあります。

避けたいのは香料や蛍光増白剤、着色料など化学物質が多く使われているもの。
反対に選びたいのは100%植物由来無添加なものです。

最近では、ドラッグストアでもやさしい成分の洗剤が増えているので、買い求めやすいでしょう。

●消臭・抗菌スプレー

肌に直接ふれるものではないですが、呼吸とともに体内に取り込んでしまいやすい、消臭・抗菌スプレーも見直すとよいアイテムです。

化学物質が使われていると、やはりカラダが異物だと判断してかゆみにつながりかねないため、ここでも自然由来のものがおすすめです。

たとえば日本の固有樹種であるヒバから抽出したヒバ精油も、人気のあるアイテムの1つです。この精油には驚くほど強力な消臭・抗菌の作用があり、さまざまなニオイや菌を撃退してくれることがわかっています。
HIBA OIL(ヒバ精油),エッセンシャルオイル

実際、おむつのニオイも解消してしまうほどで、おうちに置いておけばきっと頼りになるはず。

ただ、ひと言にヒバ精油といってもキャリアオイルや香料が含まれているものもあるため、化学物質を遠ざけるためには100%ヒバ精油かどうか、しっかり見極める必要があります。

 

▉まとめ

香料や保存料、化学繊維といったケミカルなものがカラダによくなさそうというのは、私たち人間の本能が共通認識として感じ取っていることかもしれません。

かゆみをポジティブに捉え、これをきっかけに周辺アイテムを見直してみてはいかがでしょうか?

天然由来のものは金額的に高いのが難点ですが、自分を応援するための「推し活代」だと考えれば、高くはないはず。

そしてどのアイテムを切り替えて、かゆみの強度や頻度がどう変化したのかは、日々チェックしておくのがおすすめです。確実に改善していることがわかれば、続けやすくなると思います。



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