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健康な人でも20〜30%が保有している
梅雨明けしたかのような暑さが続いていますが、暑くなると気になるのが食中毒。大変な思いをしないためにも、しっかり対策をしていきたいところです。そこで今回は食中毒菌のなかでもよく聞く「黄色ブドウ球菌」の特徴と、その対処法についてご紹介いたします。
顕微鏡で見ると「ぶどうの房」のようなカタチをしていることからその名が付いた黄色ブドウ球菌は、食中毒の原因となる以外に、にきびやおできなど化膿する症状の原因にもなる菌です。
にきびやおできができている人はめずらしくありませんが、それだけに健康な人でも20〜30%が黄色ブドウ球菌を保有しているといわれています。特に手荒れしていたり、手に傷があったりする箇所にはたくさん存在している可能性が高いといわれています。
黄色ブドウ球菌は食べ物のなかで増えていくとき、「エンテロトキシン」という毒素を生み出します。この毒素が混ざった食品を食べると、吐き気、おう吐、腹痛、下痢などの食中毒症状が出ることがあります。
前述のように黄色ブドウ球菌は手に多く存在するため、人の手から移ることが多く、サンドイッチやおにぎり、お弁当など素手でさわる食べ物には特に気を付けたいところです。
▇熱や胃酸に強いエンテロトキシン
黄色ブドウ球菌自体は熱に弱いのですが、食べ物のなかで増えたエンテロトキシンは熱や乾燥に強いだけでなく、胃酸や消化酵素にも強いので要注意! なんです。100℃の熱で20分加熱しても破壊できないほか、酸素がない状況でも増殖できるほどのスタミナがあります。
黄色ブドウ球菌がエンテロトキシンを生み出す前にしっかり消毒をすることがキモといえますが、そんな黄色ブドウ球菌に非常に有効に作用するのがネイチャライズがお届けしている「HIBA OIL」(ヒバ精油)です。
日本食品分析センターに依頼した実験では、黄色ブドウ球菌が入っているシャーレにHIBA OILをたらしたところ、15分後には「検出せず」という結果となりました。
しかもHIBA OIL(ヒバ精油)はアルコールや化学物質、添加物などを一切使用していない天然由来成分100%の精油なので手にやさしいというのもポイントです。調理の前にはHIBA OILを水で薄めたスプレーで、手をシュッと消毒していただけたらと思います。
またHIBA OIL(ヒバ精油)を使う以外にも
・加熱した食べ物であっても残ったら食べない
・10℃以下で食品を保存する
・手洗いを十分におこなう
・手荒れしていたり手指に切り傷がある場合は調理しない
こうしたことも黄色ブドウ球菌による食中毒を予防するには効果的です。
ぜひ参考にしていただけたらと思います。