「害虫」というイメージが強いダニですが、自然界にはどれくらいの種類のダニがいるかご存じでしょうか? その数、4万とも5万ともいわれています。
▇益虫の側面もあるダニだけど・・・
日本には1700種ほどのダニがいるといわれていますが、そのほとんどは森のなかに生息していて、人間とは関係が薄いんです。森にいるダニたちは、枯葉や落ち葉をせっせと養分に変換。ダニがいないと木は生きていけないといわれるほどで、ダニには「益虫」の側面もあるんです。
そんなダニがひとたび家のなかに入るとアレルゲンとなり、アトピー性皮膚炎やぜんそくを悪化させてしまいます。
家のなかに棲みつき、害虫として厄介者扱いされているダニはわずか5種類だといわれていて、「コナダニ」「コナヒョウヒダニ」「ヤケヒョウヒダニ」「マダニ」「イエダニ」「ツメダニ」などが確認されています。
コナヒョウヒダニ(愛知県のホームページより引用)
なかでも〝要注意人物〟なのが「コナヒョウヒダニ」と「ヤケヒョウヒダニ」で、アレルギー疾患をもたらすダニのうち、実に約70%をこの2つが占めているといわれています。ちなみにこの2種は「チリダニ科」に属します。
ヤケヒョウヒダニ(愛知県のホームページより引用)
▇ダニが繁殖しやすい場所とは?
・室温:25℃〜30℃前後
・湿度:65%以上
このように「高温多湿」かつ「エサが多い」場所が、ダニの繁殖しやすい場所です。具体的には布団や枕などの寝具、ベビーベッドや子ども部屋、ラグマットやじゅうたん、ソファなどです。
どれも私たちが直接ふれるものなので、人肌によって温度も湿度も高く保たれやすいほか、エサとなるフケやアカも落ちやすい場所です。特に赤ちゃんや子どもは大人よりもよく汗をかくほか、新陳代謝も活発なので、エサを豊富に供給してしまいます・・・。なので、ベビーベッドや子ども部屋のダニ対策は、入念におこないたいところです。
また、人間が直接ふれたり寝転がったりする場所ではないですが。クローゼットや押し入れにもダニが多く発生します。押し入れなどは閉めきることが多いので湿度がこもりやすいほか、掃除の頻度も少ないのでエサとなるホコリなどがたまりやすいんです。
▇どうやってダニ対策すればいいの?
ダニの生態や居場所がわかったところで肝心の対策法ですが、布団やじゅうたんなどが高温多湿になるのは避けようがないため、エサとなるフケやアカを取り除いたり、ダニそのものを除去することが有効となります。より具体的に見てみましょう。
<ダニの対策法>
▼部屋の換気をこまめにおこなう
▼ベッドやじゅうたん、ソファーなどにはこまめに掃除機をかける
▼ダニが繊維に入り込まない、防ダニ仕様の布団を使う
▼布張りのソファやイスは避け、皮や合皮のものにする
▼ダニのフンや死がいを吸い込める空気清浄機を使う
▼除湿機を使って湿度を60%以下に抑える
換気のように間接的な方法から、掃除機がけのように直接的な方法までいろいろあります。
そしてもし、しっかりダニを退治したいのであれば、ヒバの木から抽出したHIBA OIL(ヒバ精油)をスプレーするのがおすすめです。
100%植物性のHIBA OIL(ヒバ油)には自然由来の防虫作用があり、先程ご紹介したヤケヒョウヒダニにも有効であることがわかっています。また、入念に対策しておきたいベビーベッドや子ども部屋ですが、赤ちゃんや子どもがいる場所となると、カラダに負担がないものを慎重に選びたいところですよね。
その点、HIBA OIL(ヒバ精油)は保存料や防腐剤などの化学物質は一切不使用。完全無添加なので、安心です。
▇死がいやフンをしっかり取り除こう!
ダニによるアレルギーはダニそのものではなく、ダニの死がいやフンが原因で起こります。そのためHIBA OIL(ヒバ精油)でダニ退治したあとは、掃除機でしっかりと死がいやフンを取り除くことが大切です。
また、ダニを完全に0にすることは不可能です。多少ダニがいたとしても、それに打ち勝つカラダづくりも大切になってきます。特に多くの免疫が集まる腸を鍛えることは有効だといわれていますので、ダニ対策と合わせて取り組んでみてはいかがでしょうか。
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