オーガニックと無添加。どちらもカラダによさそうという点では似ていますが、実際にはいろいろ違います。ここではそれぞれの違いについて、簡単に紐解いていきます。
▇オーガニックとは?
1999年に改正されたJAS法では、有機農産物と有機農産物加工食品のJAS規格が国によって定められました。
具体的には「 農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として自然界の力で生産された食品」と定められています。つまりオーガニック表示には厳格な定義があり、それをクリアしたものだけが「有機」や「オーガニック」と表示することができるのです。
▇無添加とは?
一方、無添加の定義は曖昧なんです。食品に関していえば、一般社団法人 日本食品添加物協会は「無添加とは、食品添加物が原材料の産地から最終加工食品完成までの全工程において一切使用されていないことをいう」としています。
ちなみに食品添加物には「ショウガ抽出物」「銅」「木炭」といった天然由来のものと、「アセスルファムカリウム」「アセトアルデヒド」「ソルビン酸」といった化学合成した人工のものと、大きくわけて2つあります。そして無添加食品とは、天然由来の添加物も化学合成した添加物も使用していないもののことをいいます。
また「ソルビン酸」「サリチル酸」など102の添加物に関しては「アレルギーや皮膚障害を起こす可能性が高い成分」として、それまでは表示が義務づけられていました。しかし2001年4月以降は「全成分表示」という方式に変わり、102の添加物が使用されているかの見分けがつかなくなりました。
また特定の添加物を使っていないことを明示すれば「無添加」と表示できるなど、「何をもって無添加とするのか」という定義が曖昧になっています。
こうした状況を踏まえ、政府は今年4月から無添加表示の規制を厳格化しました。このことに関しては、また改めて詳しくお伝えします。
添加物は直ちに健康被害をもたらすものではありませんが、近年では頭痛やめまい、肌トラブルなど、原因不明の不調に悩まされる人が増えていて、添加物をはじめとする化学物質が何らかの影響をもたらしていると考える人は少なくないようです。
ちなみにネイチャライズがお届けしているHIBA OIL(ヒバ精油)・HIBA WATER(ヒバ蒸留水)は「消臭」「抗菌」「防虫」などの作用がありますが、どちらも化学物質や添加物などは一切使用していない、完全無添加の製品です。
カラダにやさしいと「弱そう」という印象もあるかもしれませんが、たとえば消臭作用に関していえば「こんなにニオイが消えるなんて驚き!」といった声をたくさんいただいています。気になる方はぜひホームページをチェックしてみてください。